2017年10月11日
けさのTVnews...マダニ感染症に飼い犬通じ、飼い主が感染・発症
今朝から「マダニ感染症に飼い犬通じ感染、発症」
のニュースが各局で流れていました
今までは「マダニ→ヒト」で50人ほどの方が亡くなっています
今回は「マダニ→イヌ→ヒト」のルートで初の感染でした
昨夏も西日本に住む50代女性が
野良猫に咬まれマダニの持つウィルスSFTSに感染し
死亡したショッキングなニュースがありました
今朝のニュースでは
「6月初旬にペット犬(雑種メス4歳)が発熱し元気がなく
動物病院に行った。一方飼い主の男性も1~2週間後に
発熱や下痢などの症状を訴えた
その後検査で飼い犬の感染が分かったため
国立感染症研究所が男性も調べ感染が判明した
厚労省はマダニにかまれた犬の体をなでたりしたことが
感染の原因とみている」とのこと
撫でただけで原因ウィルスSFTSが移る!?
う~む 飼い主さんに犬の唾液がひっかき傷などに
付着などしたのでしょうか
さてマダニとは
卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニ
血液を唯一の栄養源として成長します
成ダニでも体調は2~3ミリすが
人や犬の皮膚に吸血すると
100倍~200倍の大きさにまでなるそうです
もしマダニに噛まれてしまったら
飼い主が対処しなければいけないので
ひとつ方法を書いておきます
まず第一にピンセットなどで取り去ろうとしないことです
血を吸って膨らんだ体部はのぞけても
皮ふにくいこんだ頭部だけが残って
それが外部寄生虫アレルギーの原因になります
そこで酢を使って除去します。
酢をコットンなどに染み込ませたものをダニに軽く当てます
あるいはウィスキーなどの強めのお酒
しばらくすると自然にマダニが頭を離します
しかしもし感染すると6〜14日間の潜伏期間を経て
発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、肉痛、意識障害
皮下出血といった症状がでて重症化すると死亡することも
あるそうです
またイボのようなものがついていると云って
病院に行かれる方が多いのがこの時期ですが
治療薬なく致死率高いのがこわいです
上記写真はダニが麻酔効果のある唾をだしながら
知らないうちに皮ふに頭部を食い込ませ吸血しているところ
写真下は当店にシャンプーにきた子から見つけたダニ
お散歩に出るまえにはダニ忌避剤をスプレーし
帰宅したらブラッシングを心がけましょう
さいごにグロい写真ですが
ヘビの頭部に無数のマダニがいます
けっしてバカにできない寄生虫です
ナンカ痒くなってきました(笑
愛犬さんともどもご注意ください